🖨️ プリントして使う課題(紙のドリル)
①音韻配列課題(文字並び替え)
(https://dementia-stroke-st.com/anagram/)
- 対象: 音韻配列が苦手な方
- 概要: 文字を正しい順番に並び替えて単語を作る定番の「文字並び替え」を瞬時に作成できるツールです。
- 主な特徴:
- 細かな設定: 「動物」「乗り物」などのカテゴリーや、文字数(2〜5文字)を患者さんのレベルに合わせて指定可能。
- 操作性: iPadなどの標準キーボードは不要。問題で使う文字だけが大きく表示される「専用の文字入力パッド」が画面に現れるため、片麻痺や失行がある方でも使いやすい設計です。
- プリント機能: 画面上で遊ぶだけでなく、解答集付きのA4プリントを最大5枚まで一括生成できます。
②読解課題(yes-no課題)
(https://dementia-stroke-st.com/yes-no-assignment/)
- 対象:文章レベルの理解がまだ難しく、もっと手前の段階から始めたい「中等度の理解障害」の方。
- 概要: 短文を読んで「はい(○)」か「いいえ(✕)」で答える、内容理解の基礎固めに最適なツールです。
- 主な特徴:
- 2つのモード:
- 【ミックス版】: 出題カテゴリーがバラバラで意味の混同が起きにくく、リハビリの「導入」に最適。
- 【カテゴリー別】: 全て同じカテゴリー(例:食べ物)から出題されるため、似た言葉の「意味の弁別」をしっかり鍛えられます。
- 画面上での自学自習(タップするとアニメーションで正解表示)と、プリント印刷の両方に対応しています。
- 2つのモード:
③読解課題(文章課題)
(https://dementia-stroke-st.com/writing-assignment/)
- 対象: 軽度〜中等度の理解障害を持つ失語症の方。
- 概要: 短い文章を読み、「誰が・どこで・何をしたのか」などの質問に答える「読解(内容理解)」のプリントを自動作成するツールです。
- 主な特徴:
- 難易度調整: 「やさしい(1文)」「ふつう(2文)」「むずかしい(複文)」の3段階から選べます。
- バリエーション: 全80パターンの問題が用意されているため、自主トレで毎日使っても飽きにくい工夫がされています。
- STの業務軽減: ボタン一つで、高齢の方でも見やすい大きな文字・ゆったりしたレイアウトのA4プリントが完成します。
④カテゴリー分類
(https://dementia-stroke-st.com/category/)
- 対象: 言葉の意味の結びつき(意味ネットワーク)を再構築したい失語症(感覚性失語や健忘失語など)の方。
- 概要: 複数の単語の中から仲間外れを探すことで、共通概念を見出す「抽象的態度」を鍛えるツールです。
- 主な特徴:
- 10段階の難易度調整: 「意味的距離」に基づいたスライダーがあり、全く関係ない言葉を探すレベル(かんたん)から、細かい概念の差を問うレベル(むずかしい)まで自在に設定できます。
- 圧倒的なボリューム: 全20セット、計300問以上を収録。
- まとめ印刷: 複数のセットにチェックを入れて、まとめてA4プリントとして印刷する機能があり、宿題作りに便利です。
⑤ 動詞の穴埋め課題
(https://dementia-stroke-st.com/verb/)
- 対象: 軽度〜中等度の喚語困難がある方
- 概要: 語群(選択肢)から選ぶ形式で、日常的な生活動作の動詞をトレーニングするツール。
- 特徴: 最大10枚一括生成できる「被りゼロのまとめ印刷」機能付き。宿題準備が数秒で完了し、高齢の方にも見やすいオフホワイトのレイアウトで提供しています。
📱 タブレット・パソコンで使う課題(画面操作)
①トークンテスト風・聴覚的理解アプリ
(https://dementia-stroke-st.com/like-tokentest/)
- 対象: 軽度〜中等度の失語症の方や、複数の指示を覚えられないワーキングメモリ低下(高次脳機能障害)の方。
- 概要: 色・形・大きさという純粋な言葉の組み合わせだけで、日常会話では隠れがちな「聴覚的理解力」と「文法を理解する力」を評価・訓練できるアプリです。
- 主な特徴:
- 2つのモード: サマリー用のグラフが自動作成される「検査モード」と、即時フィードバックで学習を促す「訓練モード」を搭載。
- 段階的なレベル設定: 1つの属性を選ぶ(Lv1)から、「〜の前に」などの複雑な構文(Lv5)まで設定可能。
- STの負担軽減: Web Speech APIによる自動音声読み上げ機能があるため、STが毎回おはじきを並べて一定の速度で読み上げる手間が省けます。
②処理速度・TIPトレーニングドリル
(https://dementia-stroke-st.com/processing-speed-tip-training/)
- 対象: 「どうしても聴き誤りが多い」「言葉がスッと出てこない」とプラトーに達しているように見える失語症の方。
- 概要: 言葉の訓練の前に、脳の「情報処理スピード」や「超高速の音の処理(TIP)」という土台(実行機能)を鍛えて、言葉を引き出しやすくするアプリです。
- 主な特徴:
- 音の高速処理(TIP): ミリ秒単位の極めて短い連続音の順番を当てるタスク。35ミリ秒という極限のレベルまで4段階で調整可能です。
- 視覚のウォーミングアップ: いきなり音の課題で挫折しないよう、「色わけ」や「数くらべ」など、目と手の連動を温める3つの視覚課題も収録。
- 波及効果への期待: 脳の処理回路をアイドリングさせることで、その後の呼称訓練や聴覚的理解訓練の効果を高めるボトムアップ・アプローチとして活用できます。